実験室で聞くAVRって何?
AVRとは自動電圧調整器(Automatic Voltage Regulator)のことです。
交流発電器の電圧を一定に保つことができる装置で、単に交流電源のことをAVRと呼ぶこともあります。
実際にどんな時使うの?
僕の職場では以下の状況で使うことが多いです。
- 安定した交流電圧が欲しいとき
- 感電する恐れがあると考えられるとき
順に説明していきます。
①安定した交流電圧が欲しいとき
これはまさにAVRを使う理由として最もですよね。
具体的には何かものを作るメーカーの場合、搭載してある基板に正しい信号がインプットされているか、
規定値を超える電圧が流れ込んでいないかなどを製品を販売する前に波形を確認する必要があります。
そんな時、家庭用電源から供給する交流電源の場合、ノイズが入り込んでいたり、精度が明確ではないことがあります。
もし規定値を超える信号があった場合、原因が基板にあるのか、電源によるものなのかわからなくなります。
このように、精度が求められるときに使用することが多いです。
②感電する恐れがあると考えられるとき
②に関しては状況は少ないかもしれませんが電気を扱う人にとっては大切なところです。
コンセントの挿し口に市販のACケーブルを挿す際に感電するかも?と思った方はいますか??
あまりいないと思います。そうです市販のACケーブルを使用する際はあまり考えなくてもいいのですが
自作したACケーブルだとどうでしょう??
メーカーなんかに勤めていると評価ようの治具(実験機)のようなものを使って実験することなどが多いのです。
あくまで会社内のみで駆動させる治具であるのでACケーブルなんかも市販のものを改造したりすることがあります。
そこで登場するのがAVRです。AVRには保護回路が装置内に入っており、仮に自作したACケーブルがショートしていても
感電するのを防いでくれます。
終わりに
いかがだったでしょうか
AVRや安定化電源等聞いたことあるけど実際そんな時使ってるかがなんとなくわかっていただけたら嬉しいです。
僕自身、記事を書くことで少しずつ知識を文章で記録していけたらなと思います。
では、サラダバー!
コメント